潜在世界
eidos


materials : Tatami, fertilizer, plants.
place : Jodoji temple in Onomichi-city Hiroshima Japan.
period : 03/05/2011 ~ 05/05/2011.

大学二年のときに広島県尾道市にある浄土寺という由緒あるお寺で開催された「伝書鳩」というグループ展で展示させて頂いた作品です。畳屋さんから使用されなくなった畳を頂いて四畳半の円形の畳を作り、畳の中心に土を仕込んで植物を植えました。四畳半の円形の畳の周りには大小様々な大きさの畳を散りばめています。グループ展をするにあたり、各自の作品イメージと展示場所を聞いた上で、会場全体のバランスを良くする為に、広い境内と調和して空間を引き立たせてくれる作品を作りたいと考え制作したものです。潜在世界というタイトルは畳がやがて土になり植物になるという形相(eidos)を宿していることと仏教の輪廻転生とを重ね合わせて付けたのですが、視覚的調和に重点を置いたため作品がコンセプトを体現するまでには至りませんでした。
I installed this works at the joint exhibition with some Universally students in Jodoji temple when I was the second grade.


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